なぜ今、歯医者のグローブや紙コップが不足するのか?物価高騰の裏側と、信頼できる歯科医院の見極め方|東大和市
- 4月27日
- 読了時間: 7分
更新日:4月29日

<目次>
見えない部分の現実|ハンドピース交換率52%という事実
なぜ徹底できないのか|背景にあるコストの問題
それでも大切にすべきこと|見えない部分への責任
本当の質の高い医療とは
「歯医者、大丈夫かな?」という不安へ
最近、ニュースで「物価高騰」や「中東情勢」という言葉を目にする機会が増えています。
その中で
「歯科のグローブが不足している」
「紙コップやエプロンが手に入りにくい」
「麻酔薬まで不足している」
といった話題を、一度は見たことがある方も多いのではないでしょうか。
実際に診療の現場でも
「先生、グローブ足りてますか?」
「麻酔薬、大丈夫ですか?」
といったご不安の声をいただくことが増えています。
目に見えない部分だからこそ、
不安になるのは当然のことです。
なぜ歯科資材が不足するのか|答えは石油にある
一見すると関係なさそうに思えるかもしれませんが、
歯科で使う多くの資材は石油由来です。
例えば
👩⚕️医療用グローブ(ニトリル・ラテックス)
👩⚕️紙コップの内側コーティング
👩⚕️ディスポーザブルエプロン
👩⚕️滅菌バッグ
これらはすべて、石油から作られる化学製品です。
つまり、原油価格が上がると
→ 原料価格が上昇
→ 製造コストが上昇
→ 仕入れ価格が上昇
という流れが起こりますよね。
「歯医者と石油」は遠い存在に思えますが、
実は密接につながっているのです。
中東情勢とホルムズ海峡|遠い問題が身近に影響する理由
ここで重要になるのが、中東とホルムズ海峡の存在です。
中東は世界のエネルギー供給の中心地であり、多くの原油がこの地域から輸送されています。
特にホルムズ海峡は、原油輸送の重要なルートです。
この海峡で緊張が高まると
🤷♀️原油供給の不安定化
🤷♀️輸送の遅延
🤷♀️原油価格の上昇
が起こります。
日本からは遠い場所の出来事ですが、その影響は確実に私たちの生活、
そして歯科医療にまで及んでいます。
さらに影響するのは「物流コスト」
影響は原料だけではありません。
原油価格の上昇は、輸送コストにも直結します。
船の燃料費の上昇
輸送費の増加
航路の不安定化による遠回り
こうした要因によって、「運ぶコスト」も大きく上がります。
結果として、歯科医院に届く頃には、資材の価格はさらに高くなっているのです。
歯科医院が直撃を受ける理由
歯科医療は、使い捨て資材が非常に多い分野です。
感染対策のために、
グローブ
コップ
エプロン
注射関連器具
滅菌バッグ
など、多くのものを毎回新しく使用します。
さらに、海外製品への依存も高いため、
原油価格
為替
国際物流
これらの影響をダイレクトに受けます。
供給不足になると、各医院が一斉に確保に動くため、さらに品薄になるという現象も起きます。
医療は止められない|だからこそ問われる姿勢
どれだけ資材が不足しても、歯科医療を止めることはできません。
その中で重要になるのが、歯科医院の判断です。
品質を維持するのか
コストを優先するのか
安全性をどこまで守るのか
こうした選択は、すべて現場に委ねられています。
さらに見逃せないのが、日本の医療制度の問題です。
現在、日本の保険点数の改定は2年に一度。
しかし、原油価格や国際情勢、物流コストは日々変化していますよね。
このスピードの差は非常に大きく、
刻々と変わる世界情勢に、
制度が到底追いついていないのが現実です。
つまり、
どれだけコストが上がっても、それがすぐに医療価格に反映されるわけではありません。
この状況の中で、最終的に問われるのは
歯科医院ごとの判断と体制です。
私は、こうした環境だからこそ、
「できる範囲でやる」のではなく、
本気で取り組むかどうかがすべてだと考えています。
だからこそ当院では、どんな状況でも患者さんの安心を守るために、必要な投資と工夫を惜しみません。
TOMOE DENTAL CLINICアンナ先生の考え|「安心だけは削らない」
当院では、どんな状況でも「患者さんの安心」を最優先に考えています。
たとえコストが上がったとしても、
衛生管理の質
使用する資材の安全性
治療のクオリティ
これらを下げることはありません。
必要であれば運営方法を見直し、工夫しながらでも、安心できる医療を提供し続けることを大切にしています。
患者さんにもご協力を募る場面もあるかもしれないです。
それでも患者さんにとって利益があれば
お互いのメリットとなると感じています。
患者さんが質の高い歯科医療を求めているのに
期待されるパフォーマンスを発揮できないなら
その事実をうやむやにして隠し通すのではなく
ちゃんと共有してお互いに一番良い選択をしたいとおもいます。
患者さんの歯の問題を
「今はこんな情勢だからこれしかできない、我慢して」なんて
諦めたくないんですよね。
見えない部分の現実|ハンドピース交換率52%という事実
ここで、あまり知られていない歯科医療の現実についてお伝えします。
歯科医師会会員約1000人を対象にした調査では、
ハンドピース(歯を削る機械)を患者さんごとに交換している医院は、わずか52%という結果があるようです。
(引用記事:歯科院内感染、進まぬ対策)
これは多くの方にとって、衝撃的な数字ではないでしょうか。
「そんなに少ないの?」
と感じるのが自然だと思います。
なぜ徹底できないのか|背景にあるコストの問題
ただし、この結果には理由があります。
ハンドピースを患者さんごとに交換し、適切に滅菌するためには、
高性能な洗浄機
オートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)
専用の滅菌バッグ
スタッフの手間と時間
といった、多額のコストと運用体制が必要になります。
つまり、
「やりたくてもできない」
という現実が存在しているのも事実です。
それでも大切にすべきこと|見えない部分への責任
しかしアンナ先生は、こう考えているんですよ。
患者さんに見えない部分にこそ、歯科医院の姿勢が現れる。
だからこそ
医療用洗浄機の導入
オートクレーブの整備
滅菌体制の徹底
患者さんごとのインスツルメントの交換
といった環境づくりに、諦めるばかりでなく
クリニック側にも工夫と投資を惜しむべきではないと思っています。
院長のセミナー受講費も必要なのかもしれないですが
簡単にスピーディーに患者さんに還元できる道が
あるように感じてしまうんですよね。
歯科医師の技術は日々の積み重ねですが
グローブ一箱投資したら患者さんごとに
当たり前にグローブを使い捨てられるんですよ。
そしてすぐに患者さんだけではなく
スタッフの満足度も向上します。
本当の質の高い医療とは
治療の結果だけを見れば、どの医院も似ているように感じるかもしれません。
しかし本当の意味での質の高い医療は、
見えない工程の積み重ねによって支えられています。
衛生管理が徹底されているか
安全性が担保されているか
患者さんが安心できる環境か
これらが揃ってはじめて、一流の治療結果につながるのです。
東大和市|信頼できる歯科医院の見極め方
物価高騰や資材不足の時代だからこそ、見えてくるものがあります。
それは、その歯科医院が何を優先しているかです。
例えば、
⭕️衛生面についてきちんと説明があるか
⭕️不安に対して誠実に答えてくれるか
⭕️見えない部分にも配慮があるか
こうした点は、信頼できる医院を見極める大きなヒントになります。
まとめ|見えない部分にこそ、本質がある
グローブや紙コップの不足は、単なる「物不足」ではありません。
その背景には、
🤷♀️世界情勢
🤷♀️エネルギー問題
🤷♀️物流の変化
といった大きな流れがあります。
そして、その影響をどう受け止め、どう対応するかによって、歯科医院の本質が見えてきます。
私たちはこれからも、どんな状況でも安心して通っていただける歯科医院であり続けるために、最善を尽くしていきます。
あなたの通う歯科医院も毎日必死に患者さんのためを考えて院長は奔走しているはずです。
私は東京都東大和市で
「アンナ先生のところに通って本当に良かった」と思っていただけるような歯科医院を目指して
これからも質の高い歯科医療を提供していきたいと思います。
生涯かけて根本的に歯の問題を解決したいと考える方はぜひアンナ先生に気軽にご相談ください!










